2024年03月07日

3月7日の鳥海山


3月7日の鳥海山  雪景色になりました


中村天風先生は、肉体と心は用具であると説いています。

何の用具かというと霊魂という目には見えないが、あるという不思議な実在です。

「霊魂」、俗にいう「魂」、、実感としてはよくわからないので、そういうものだろうという程度の理解のレベルとなってしまいます。

さて、それに付随して「霊感」とは何か?

理屈はこの辺までにして、「霊感」や宇宙的な「力」というのは肉体レベルで活用できてこそはじめて役に立つのです。

肉体レベルで有益であることを、手本として示せるようになることで初めて他人様への説得力となりえます。

どんな理想を力説しても、それは理屈の世界を超えることはありません。

何かの資格試験でも受けるのであれば一生懸命用語を覚えてみるのもよいでしょう。

しかし、人生という営みはペーパー試験のようなものではないことは誰でもわかっていることです。

だから、知識や理屈では他人様を説得できることはまずありえません。

さあ、霊性世界に近づき、現象界、肉体レベルで使えるように努めましょう。

魂は、自らを成長させるために様々な課題を与えてくれています。

病気・家族内の人間関係・仕事・対外的な人間関係・事故・ケガ・経済的困窮、様々な出来事は、霊性を高めるための課題です。

悟という響は、畏れ多さを感じるところはあるのだが、人生経験に裏打ちされた小さな気づきから至るものでしょう、

魂は自らの成長のためなら、平気でかなり厳しい課題を与えているようです。

どんなに大変そうに思えても、心配いりません、超えられない課題は与えられていないのです。

困った時こそ、「霊感」と「力」をつかうのです!




ブザー音を使った冥想法 Youtubeより




  


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2024年02月18日

2月18日の鳥海山




「死という最後の未来」

石原慎太郎・曽野綾子 対談  幻冬舎 より



Youtubeより 画面をクリック・タップすると動画が始ります



鹿児島の知覧の話です。



曽野:かつて特攻隊のあったところですね。

石原:ええ、その町で富屋食堂という店をやっていた鳥濱トメさんというおばさんがいまして、

出撃を待つ若い隊員たちからお母さんと慕われていた。

僕はある本でそのことを知ってね、ぜひお会いしたくて訪ねたんです。

その後、トメさんのことを伝えたくて映画をつくりました。

(「俺は、君のためにこそ死にに行く」)

 何回かお会いしに行って、いのちを散らしていった若者たちの話を聞かせてもらったのです。

その中でね、出撃の秘密命令が出たことをトメさんだけに知らせて

「自分の好きな蛍になって、きっと帰ってきます」と約束していった隊員が、

翌日、井戸のそばに本当に蛍となって現れたという話がありました。

曽野:蛍という形がおおいですね。

石原:中でも打ちのめされたのが、戦後の話です。

ある夕方、隣町で用事を終えたトメさんがかつて飛行場で、三角兵舎があったあたりを

久しぶりに通りかかった。

もう菜の花畑になっていたそこが、トメさんの前でバーッと火をつけたように燃え上がったというんです。

一列に鬼火のような火が並んでいたと。

出撃していくたびに、気持ちを堪えながら見送ってきた英霊たちが、トメさんに会いに来たのでしょう。

トメさんは一緒にいた富屋旅館のお手伝いさんと手を合わせて、一生懸命祈ったそうです。

 すると「鬼火がひとつひとつ、ゆらゆらと消えていった。恐ろしいけれど、とてもきれいだった」と。

一緒に祈ったお手伝いさんもやってきてくれて、やはり「怖かったけれど、とてもきれいだった」と

話してくれました。

僕は編集者とふたりででその話を聞いたのですが、ふたりとも背筋が伸びて、正座したことを覚えています。

曽野:それほどの思いがあった場所、思いが残っていて鬼火となって出てきた。

それも死者のひとつのお役目でしょう。

石原:トメさんは慕われた人でね、年取って老人ホームに入ってからも、まわりの爺さん、

婆さんたちからも尊敬されていました。

トメさんが亡くなった時、僕は官邸に言って国民栄誉賞を出してくださいと頼んだんです。

 結局、よく知らない人だとか、全部受けていたらキリがないとかいうようなことを言われて、だめでね。

あの対応は腹立たしかった。

よく知らないも何も、死を覚悟して飛び立って行った若者たちを見送った、

たったひとりしかいない人なんだ。





Youtubeより 映画ではありません



俺は、君のためにこそ死にに行く」 2007年の映画ですが、今日見ることができました。

とても考えさせられる映画でした。

「世のため人のため」などと、政治家みたいな大げさな目標など持つことはなく、目の前にいるひとりの人のために、

尽くしてあげることが大事なことであることをいまさらながら考えさせられました。


話は変わりますが、今日は春のようにとても暖かいのです。

今年の気候はとても不自然で、喜んでいいのか、少し心配になります。




















  


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2024年01月26日

1月26日の記事

私たちはみな繋がっています。

わたしの心は、あなたの心と繋がっています。

宇宙に存在するすべての実在である源は同じであり、ただ一つです。

それは、表裏一体の、集合的無意識の世界へと繋がっているのです。

例えば、多くの人が集まるような場所で、あの人は知り合いかも・・と、思える後姿の人に視線を合わせ続けていると

その人が振り向いてこちらを見る、といった経験をすることはよくあることです。

このようなことを、単なる偶然とみるか、それともなぜだろう?・・・と、とらえるか。

霊性へと導かれる「自己発見」は、気づきの連続を体感することから始まります。

「なぜだろう?、どういうことだろう?」不思議なことに対する関心が、真理探求の始まりです。

それらはまた、「自己認証」へのプロセスでもあります。

現象界における肉体を持つ生命は、孤独感や切り離されているという感覚を持ちます。

それは、あたかも目隠しをされている状態と同じようなものです。

真理探究を始めても大きな変化は、そう簡単に起きてくるものではありません。

因果の法則、原因と結果の法則、因果律、いろいろ言葉はありますが、

良き行い(思い・言葉・行動)は、良き結果を導くという思想があります。

その通りなのでしょうが、宇宙は少々意地悪でずいぶんとタイムラグがあるのです。

人によっては見返りを期待したり、恣意的な行動で実現を試みようとする場合があります。

純粋さを失った心は、宇宙の心に反するものです。

だから、私も含め多くの人は、理屈の範囲でしか捉えられないのです。

澄みきった純粋な心で、良き行い(思い・言葉・行動)を続ける人には、

忘れたころにギフトが与えられるものだと信じています。

目の前に現れてくる現象や人に注視してください。

厄介な、問題が降りかかってきた時こそ、因果の法則の試しどころです。

逃げずに、面倒くさがらず、「誠と愛と調和」に満ちた「思い・言葉・行動」で

対応したいものだと思うこのごろです。



古いのに常に新鮮な東京タワー の夜景













  


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2024年01月21日

1月21日の記事



1月20日の鳥海山

気候変動が顕著に異常気象として現象化してきました。

雪国に雪がありません。

喜んでいいのやら・・・・・・・

植物、山菜、生態系に影響があると農学部の先生に聞いたことがあります。

こんな中でも、世界に目を向けると、愚かな人類は、殺し合い戦いあっています。

How dare you ?

  


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2024年01月17日

2024年初投稿です。


1月11日の鳥海山


2024年は人間のエゴが強烈に現象化して噴出する年になりそうです。

人間の作為により、ふり幅が大きくなった自然界は、振り子が元に戻ろうとするさまと同じように

様々な自然災害として現象化します。

これは地球そのものの浄化作用ともいえるようです。

人間の創り出した非調和な仕組みは、矛盾が露呈し壊れ始めていきます。

全体としてはあらゆる分野でハッキリとほころびが現れてくる年になるでしょう。


混沌とした出来事の数々は個人レベルでも多く起きてきます。

このような時こそ「誠と愛と調和」に満ちた、「思い、言葉、行動」を心掛けて実践したいものです。

実践すればするほど、エゴに満ちた邪魔が入ってきます。

それに負けないように、さらなる忍耐心が必要になってきます。

様々な教えの中には、世紀末的な不安をあおったり、不安や恐怖を利用し、人を支配下に置いたり

コントロールしようとする人や団体があります。

それらは、イカサマ、ペテンの類です。

その様な不安や恐怖を利用し人心を支配しようとしていると感じたら、離れることです。


世の中がどうなろうと、私の心の中は「泰然自若」そのものでありたいものです。


今年もどうぞよろしくお願いします。























  


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2023年12月22日

平家物語と南洲翁遺訓から


上野公園の西郷像  記憶より実物は大きくてビックリ!しました


     祇園精舎の鐘の声、

     諸行無常の響きあり。

     沙羅双樹の花の色、

     盛者必衰の理をあらはす。

     奢れる人も久からず、

     ただ春の夜の夢のごとし。

     猛き者も遂にはほろびぬ、

     偏ひとへに風の前の塵におなじ。


     『平家物語』第一巻「祇園精舎」 作者不詳



真理というのは、不変です。

「驕る平家は久しからず」ということです。

最近マスコミを騒がせている、政界も、産業界も、教育界も、芸能界も。

盛者必衰の真理は厳格にはたらいている。

驕れるものは久しからずと。

そして、猛き者も遂にはほろびぬ。

宇宙の真理に反する振る舞いは厳格な結果として現象化する。

人間の作った、法とか倫理などというものは実に薄っぺらいものです。



        南洲翁遺訓 29


     道を行ふ者は、固(もと)より困厄に逢ふものなれば、
     如何なる艱(かん)難(なん)の地に立つとも、
     事の成否身の死生抔(など)に、少しも関係せぬもの也。

     事には上手下手有り、物には出来る人出来ざる人有るより、
     自然心を動かす人も有れ共、人は道を行ふものゆゑ、
     道を蹈むには上手下手も無く、出来ざる人も無し。

     故に只(ひた)管(す)ら道を行ひ道を楽み、
     若し艱難に逢うて之を凌(しの)がんとならば、
     弥(いよ)々(いよ)道を行ひ道を楽む可し。

     予(よ)壮年より艱難と云ふ艱難に罹(かか)りしゆゑ、
     今はどんな事に出会ふ共、動揺は致すまじ、
     夫れだけは仕合せ也。



  天は地球人類に対し、「破壊」への道を選択したように思います。



  


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2023年12月10日

夢について


12月8日の鳥海山

「夢」のことが少しわかってきた!(私自身の経験からの検証による)



夢ノートをつけはじめてから夢と潜在意識の関係が少し分かってきました。

ユング心理学では無意識の領域には個を超えた潜在意識の領域があるといいます。

エドガー・ケーシー療法の中には潜在意識の領域には魂の転生による過去生の記憶が含まれるといいます。

自分自身のこころの奥底を知るために、夢はとても重要なファクターであることに気づかされています。

天風哲学でいう潜在意識の浄化は、実在意識からの働きかけと行法があるわけですが、

なかなかうまくいかないという思いがありました。(知らず知らずの効果はあるのだと思いますが)

潜在意識の働きをよく理解していくためにも、夢のもつメッセージ性に注視してみることは大事なことのように思うのです。

夢を一つの記憶として、起きている間に分析してみたり、繰り返して思い出すことが、

心の内面(深部)の整理につながることが,なんとなく理解できるようになりました。

夢には摩訶不思議な、ありえないと思われる夢が多いのものです。

仮にこのような夢を「雑夢」としましょう、このような夢は笑いながら思い出せばいい程度のものとしても、

同じような場面や、同じような内容、、同じような人物など、どうも分析が必要だなと思わせる夢もあります。

このような場合は、すぐにはわからなくても幾度となく分析を試みていきます。

驚くことに潜在意識の奥にいるアドバイザーからのメッセージではないかと思われることも夢に現れているように思うのです。


まとめると次のようになります。


①自身の健康に関すること

②現実世界の課題、問題に関すること

③現実世界の人間関係に関すること

④過去生からの人間関係に関すること

⑤予知など未来に関すること

⑥その他


潜在意識は言語を用いることはありませんので、ストレートに教えてくれることはありません。

天は肉体生命に自由意思を与えているのです。

潜在意識は、ただそれをジーっと観察して、時々アドバイザ―として夢や現象で何かを伝えてくれているようです。

また、夢は一番安全な霊性を感じ取る方法ともいえるのでしょう。

夢を見ることそのものも、夢を分析することも、そして現実に生かすことも、こころの中を整理して潜在意識の浄化につながっているように感じています。








今の東京は未来都市そのものニューヨークの摩天楼の様です、



  


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2023年11月23日

11月23日の鳥海山


11月23日の鳥海山



ユング心理学によると

心は自我がその中心としてある意識と、無意識にまず二分され、

無意識の方は、個人的無意識と集合的無意識に分けられる。

この集合的無意識というのが個を超越したトランスパーソナルな領域であろう。


また、エドガー・ケイシーは、心について次のように説明している。

(※エドガーケイシーはキリスト教的思想が含まれる)


consciousness(コンシャスネス・意識)

subconsciousness(サブコンシャスネス・潜在意識)

superconsciousness(スーパーコンシャスネス・超意識)


ケイシーは、心には意識・潜在意識・超意識と3領域があると説いている。


用語は異なるが、ユングの説く集合的無意識ケイシーの説く超意識の領域である意識状態(変性意識状態という)に没入すると、

霊性という不思議な領域に入っていくのである。

超能力といったオカルト的なものも含まれるし、純粋な霊性の発露ととらえることもできる。

こころは万人、すべての動植物、万物とつながっているということも、ここでおよそ推察できるようになる。


11月22日の鳥海山






  


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2023年11月21日

白鳥・・・信念・・・・





冬の使者 白鳥の落穂ひろい



中村天風述  「信念の奇蹟」 日本経営合理化協会 より



信念というものは、ただ一心に積極的(せきぎょくてき)に、馬車馬的に、がむしゃらに、

そのことの成就なりを強烈に心の中に思念することじゃないんです。

そういうのは強情っぱりと言うんだよ。

「そんなことしてできるか、おい、駄目だよ」っていわれて、

「大丈夫だよ、俺は、できるという信念があるよ」。

これじゃ、強情はってるだけなんだ。

いいかい、本当の信念という階級の高い心は、

精神科学的に言うと、

否定や肯定から超越したものなんです。

否定があったり、肯定があっちゃいけないんだ。

否定や肯定という気持ちは相対的なもの。

イエスとかノーとかを心の中で考えているあいだは、その心は相対的なんです。

その相対的な心境から超越した心境が絶対的な心境で、それがすなわち信念なんです。





師の教え 「 力も勇気も信念も潜在意識からくる 」


こころが消極感情により曇っている場合は、こころの中で通じる霊性の領域にはつながりにくくなります。

こころが純粋でクリアになると霊性の意味が分かってきます。

〇〇しない、〇〇しない、〇〇しない、・・・と、戒律のように戒めばかり気にしているよりも、

「誠と愛と調和」という指針に合わせた「思い・言葉・行為」を心掛けることの方が、よりセキギョク的です。

人間ですから怒ることもあれば、恐れることも、悲しむことも当然あります。

そんな時こそ、ただ反省するよりも、「誠と愛と調和」に満ちた「思い・言葉・行為」に切り替えるように、

心がけています。

宇宙は必ずやあなたの心を通じて様々な示唆を与えてくれます。

それを信じきれることが信念であると思うのです。



世界の混乱が終わり平和な世の中になりますように・・・・・・・・









  


Posted by asone at 10:47Comments(0)

2023年11月07日

スライヴ (THRIVE Japanese) YouTube より



スライヴ (THRIVE Japanese) YouTube より 2時間を超える動画です。


スライヴという映画がYouTubeで公開されています。








  


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