2019年11月25日
鶴岡市南岳寺 長南年恵霊堂
山形県鶴岡市南岳寺の境内にある年恵霊堂の案内板です。
※霊堂の記帳簿を拝見すると全国各地からこの堂に来られていることを知ることができます。
■鶴岡市南岳寺の霊堂 長南年恵(おさなみとしえ)にまつわるお話
病人が持参してきた空の瓶に彼女が祈祷することにより霊水を満たし
病気を癒すと評判になる。しかし人心を惑わすということで、幾度も
逮捕される。後年伊勢神宮参拝に向かいそのまま弟の居る大阪に居住、
山形(鶴岡)にいたとき同様病人を癒し続けた。人心を惑わすと大阪でも警察に逮捕され、
しかも、裁判にまで発展してしまう。
収監されている間彼女は何も食べず何も飲まなかったという。
看守が心配して、何か食べてくれというと、それではと芋を一切れ
食べたという。普段より不食を常としていた。
明治33年神戸地方裁判所で審理の折、裁判長は「私の提供する瓶を霊水
で満たすことが出来るか」と問い、彼女は祈祷の後、その瓶を霊水で満たした。
彼女は無罪判決を勝ち取る。裁判所が超能力を認めた初のケースといわれている。
全国長南会のHPにある長南年恵に関する内容 驚くばかりです!
http://www.ne.jp/asahi/chonan/kenkyu/kaiho17.htm
以下長南会のホームページより一部転載
手品には種も仕掛けもある。呪術は原因と結果を見通して組立てられる。水を撒いて雨を呼ぼうとする雨乞いなど。
だが年恵は無から有を、すなわち水を引き寄せるという、前代未門の摩訶不思議な巫術の持主であった。
その筋では霊水引寄せ霊媒として世界的に有名なのはご承知のとおり。
年恵は神仏に祈祷し恍惚境(トランス状態)に入って、からの茶碗に甘酒を引き寄せたり風呂に水をはって火も焚かずに湯にする「お手かざし」という巫術も見せた。
六感の中の一感をおさえることによりトランス状態に入り得るとされるが、私には不可解な世界である。
「大講義長南年恵刀自集」には昭和8年発行の浅野和三郎著「心霊と人生」より、小竹繁江さんという人の体験談の聞き書きをのせている。
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09:22
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2019年11月22日
中村天風「運命を拓く」より11月22日の鳥海山
将来人生を完全なものにしようとする若い人たちは、特に、およそ心で行う思考ぐらい人生に対して重大な影響をもつものはない
ということを常に念頭におかなければいけない。知る知らざるを問わず、宇宙には、このような事実が厳として存在していることを
決して忘れてはならない。 何事においても、その時の心の態度が、成功を生み、また失敗にも追いやる。
ちょっとしたことでも例外ではない。紙に一本の線を引くにも、丸を画くにも、心の在り方いかんですぐ乱れがきてしまうのである。
人間は誰でも、大した経験や学問をしなくても、完全な人間生活、いわゆる心身を統一できる人間であれば、男でも女でも、
誰でもひとかどのひとかどの成功ができるようになっているのである。
「運命を拓く」 中村天風 講談社 より
庄内に中村天風財団公認の天風会「庄内の集い」ができました。
多くの偉人、政治家、企業経営者が影響を受けた「天風哲学」を学びたい方はブログオーナーまで問い合わせください。
中村天風財団ホームページ
https://www.tempukai.or.jp/
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09:06
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2019年11月17日
11月17日の鳥海山 宮沢賢治の宇宙観
宮沢賢治は科学者だった。
アインシュタインの相対性理論などを学び、
四次元空間を科学者の目でとらえた作品を書き、
銀河系のかなたまで
誠の未知を実証しようとした。
岩手県花巻市にある宮沢賢治記念館にある解説より
**************************
※思索メモ(賢治のメモ)を書き写してきたのですが難しくて
読み取れないところがありました。
思索メモ 時空間の実在
① 異空間の実在 天と餓鬼
② ※解読不能 仏教の経典の一部の様
③ 心的因果法則の実在
④ 新信行の確立
という賢治のメモを見つけ 引き込まれました。
賢治は法華経の教えに近代科学を加えた独特の宇宙観をもっていました。
「銀河鉄道の夜」などはとても不気味な童話にしか思えなかったのですが、
なぞが解けてきました。
宇宙の謎解きをしていたのです。
代表的な詩 アメニモマケズは 死後発見されたのだそうです。
Posted by asone at
16:58
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2019年11月13日
11月13日の鳥海山 感動は人間性から
青空と白い冠雪がとてもきれいです!
「興奮というものは時流から生まれますが 感動は本質から生まれます」
例えば 価格は興奮を呼びますが 実は品質だけがお客様を感動させるのです
また 大掛かりな施設は人を興奮させますが 「人的サービス」の方が深い感動
を呼ぶのです 感動と言うのは人間性からしか生まれてくることが出来ません
SYワークス 代表取締役 佐藤芳直
Posted by asone at
10:10
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2019年11月12日
虹と紅葉とXmasツリー
忘年会、仙台のホテルには大きなツリー 思わずスマホで撮影!
1日に2度虹を見ました。
他人を嫌いになる人間になってはダメだぜ。
人、人の中で生きているお互い様なんだから・・・・。
自分の言葉に自分が尊敬を感じるような言葉をいっているか!
中村天風 心と体を活かす言葉 より
Posted by asone at
18:42
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2019年11月11日
美しい11月11日の鳥海山
しばらくぶりに全景を見せてくれました。
晴れた日の朝日を受けた鳥海山は、ただただ、美しいだけです。
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08:45
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2019年11月10日
鳥海山の雪 11月10日の鳥海山
鳥海山の雪も中腹まで下りてきました
師の教え⑩
呼吸を鍛えると心が強くなる
呼吸はいのち。 空気中に存在している「活力」を吸収しいのちを活かしている。
呼吸には無意識呼吸と意識呼吸がある。
有事の際は「意識呼吸」に切り替える。
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19:19
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2019年11月09日
発掘中平安時代の遺跡酒田市上曽根遺跡 11月9日の鳥海山
酒田市上曽根遺跡
今日は発掘調査説明会
山形県埋蔵文化財センターHPに詳しく記載されています
https://yamagatamaibun.or.jp/
酒田市城輪柵跡(きのわさくあと)にも近い場所であり、この周辺は平安時代は官庁街であった可能性が高いわけです。
以前もブログで紹介しましたが、地名に「政所」、「本楯」条理地名とみられる「市条」などが残っています。
歴史好きにとってはわくわくします。
Posted by asone at
18:34
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2019年11月08日
そのうち大病院は駅ビルの様になる? 11月8日の鳥海山
11月8日の鳥海山は曇りのため姿を見れず!
日本海病院内のカフェ&ベーカリー
日本海病院内のコンビニ
朝9時前のベーカリーの製造搬出、陳列ボリューム、店の出来栄えは見事というほどの完成度です。
病院内とは思えないほどのオペレーションで感心しました。
診察がなければ、焼きたてのパンとコーヒーをいただいていたところです。
そのほかに先日は別の場所で大々的に人気駅弁のフェアもやっておりましたし、近い将来大病院はその集客率の高さから簡単なショッピングができる
空間を作り出すかもしれませんね、まるで駅ビルの様に。
そういえば、秋田大学病院内には「スタバ」がありましたし。
日本の弓術 より その②
阿波はいつでも、呼吸を整えること 丹田に力を入れることをやかましく言った。
ある日などは円の上に立って弓を引いている人形を描き人形の臍下と円の中心とを結びつけ、
この人形すなわちヘリゲル君は丹田に力を入れて無我の境地に入り、宇宙と一体となるべき
ものであると説明した。
しかしヘリゲルは呼吸は肺でするもの丹田(下腹部)にもって行けといわれても生理的に
無理ではないかと反論する。
ヘリゲルはなにより、的を狙わずに当てるということが理解も習得もできないと阿波のもとへ
申し出る。阿波は承服しようとしないからだといい、夜あらためて家に来るように言いヘリゲルに
奇跡を見せる。
夜、阿波の家にある道場にヘリゲルを呼び、阿波は細い1本の蚊取り線香に火をつけ的の前の砂に立てた
暗い中目印にするためのものだ。しかし的は見えない。
阿波は2本の矢を執った。
1本目の矢が射られた。発止という音で、命中したことがわかった。
2本目の矢も音を立てて打ち込まれた。
・・・・ヘリゲルは的を確認しに行き その的を見て仰天する。・・・・・
1本目の矢は見事に的の真ん中に立ち、2本目の矢は1本目の矢の筈にあたって、それを二つに割いていた。
阿波はヘリゲルに言った。「それでもまだあなたは狙わずにはあてられぬと言い張れるか」
日本海病院内のカフェ&ベーカリー
日本海病院内のコンビニ
朝9時前のベーカリーの製造搬出、陳列ボリューム、店の出来栄えは見事というほどの完成度です。
病院内とは思えないほどのオペレーションで感心しました。
診察がなければ、焼きたてのパンとコーヒーをいただいていたところです。
そのほかに先日は別の場所で大々的に人気駅弁のフェアもやっておりましたし、近い将来大病院はその集客率の高さから簡単なショッピングができる
空間を作り出すかもしれませんね、まるで駅ビルの様に。
そういえば、秋田大学病院内には「スタバ」がありましたし。
日本の弓術 より その②
阿波はいつでも、呼吸を整えること 丹田に力を入れることをやかましく言った。
ある日などは円の上に立って弓を引いている人形を描き人形の臍下と円の中心とを結びつけ、
この人形すなわちヘリゲル君は丹田に力を入れて無我の境地に入り、宇宙と一体となるべき
ものであると説明した。
しかしヘリゲルは呼吸は肺でするもの丹田(下腹部)にもって行けといわれても生理的に
無理ではないかと反論する。
ヘリゲルはなにより、的を狙わずに当てるということが理解も習得もできないと阿波のもとへ
申し出る。阿波は承服しようとしないからだといい、夜あらためて家に来るように言いヘリゲルに
奇跡を見せる。
夜、阿波の家にある道場にヘリゲルを呼び、阿波は細い1本の蚊取り線香に火をつけ的の前の砂に立てた
暗い中目印にするためのものだ。しかし的は見えない。
阿波は2本の矢を執った。
1本目の矢が射られた。発止という音で、命中したことがわかった。
2本目の矢も音を立てて打ち込まれた。
・・・・ヘリゲルは的を確認しに行き その的を見て仰天する。・・・・・
1本目の矢は見事に的の真ん中に立ち、2本目の矢は1本目の矢の筈にあたって、それを二つに割いていた。
阿波はヘリゲルに言った。「それでもまだあなたは狙わずにはあてられぬと言い張れるか」
Posted by asone at
08:07
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2019年11月07日
鳥海山の冠雪 「日本の弓術」 11月7日
オイゲン・へリゲル博士は昭和のはじめ 東北帝国大学にて5年間教鞭をとった。
日本に滞在することにより、日本の文化に触れようと弓道を習い始める。
通訳を通じ,同じ仙台に住む阿波研造師範に出会う。
ヘリゲルは阿波の道場に通い弓道の技法ではなく、弓道の持つ精神性・本質に触れ始める。
阿波:「あなたは無心になろうと努めている。つまりあなたは故意に無心なのである。それではこれ以上進むはずはない。」
ヘリゲル:「少なくとも無心になるつもりにならなければならないでしょう。さもなければ 無心ということがどうして起こるのか私にはわからない」
阿波は途方にくれる。
ヘリゲルが的に当てるためにどうしたらよいか聞くが、阿波は的を狙うなという。
阿波:「その狙うということがいけない。的のことも,当てることも、そのほかどんなことも考えてはならない。弓を引いて矢が離れるまで
待っていなさい。他のことはすべて成るがままにしておくのです。」
そう言って阿波は手本をみせる。
弓を執り放射した。矢は的の真ん中にとまっていた。
「私のやり方を良く見ていましたか、仏陀が瞑想にふけっている絵にあるように、私が目をほとんど閉じていたのを、
あなたは見ましたか。私は的が次第にぼやけて見えるほど眼を閉じる。すると的は私のほうに近づいてくるように思われる。
そうしてそれは私と一体になる。これは心を深く凝らさなければ達せられないことである。」
矢は有と非有の不動の中心に、したがってまた的の中心に在ることになる。
ドイツ人ヘリゲルには阿波の言うことが全く理解できないでいた。
しかし・・・ ②に続く
「日本の弓術」より引用
Posted by asone at
08:14
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