2021年12月30日

ap band fes 21 より


画像をクリック・タップすると動画が始ります。 (動画は2021ではありません)

bank band   歌は 「to U 」  小林武 桜井和寿 を中心とする バンド
桜井さんは一時期、山形県鶴岡市湯の浜にお住まいでした。 小林さんは山形県新庄市のご出身です。


「 利他学 」

NHK TV ap bank fes 21 より  昨日放映されていました。 

一般的に「利他」という言葉は能動的な行為。

利他を善行みたいな能動的な行為だと思われていて、困っている人を助けましょう」というイメージが強い。

障害を持っている人たちが利他心にさらされていて周りの人が先回りして「やってあげます」と

言われると、「本当は自分でやりたかったな」と思っていたり、結構すれ違いが多い。

だから利他を善行みたいな能動的なものとしてとらえない利他学をやりたい。


ap Band fes 21  東京工業大学 伊藤亜紗先生の話の一部より


大自然というのは、存在するすべてにおいて無駄なものは何一つありません。

病気を治すのは自らのこころのはたらき、境遇をよくするのも悪くするのも自らのこころのはたらきです。

奇跡と思えることを起こす力を「潜勢力」といいます。それは自らの心の中にあります。

助けてくれるのは神様でも仏様でもありません。ましてや他者ではありません。





  


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2021年12月25日

師の教え 「手放す」


12月24日の朝の鳥海山 久々のお天気です



師の教え  「手放す」

先生はご指導してくださるとき、手の指を閉じて開くしぐさをして、わかりやすく「手放しなさい」と教えてくださいます。

何をどうしろともおっしゃらずに、「我執」を感じ取ると、ただそのしぐさを繰り返すのです。

自分で気づかないほどの些細な心の中の思いのことと気づいたのは、ずいぶんと後になってからの事です。

自分ではそんなことは絶対ないだろと思っていたことが、のちのち恥ずかしく思えたものです。



「こころの静寂」は穏やかな生活の中よりも、混沌とした生活途中に見出せるようになります。

それは、求めてたどり着くのではなく、ちょうど良いタイミングででてくるものだと思います。

何らかの効果を求めて「行」を行うことは、動機としてはそうあってしかるべきですが、

求め続けるという思い(行為)は「我執」であり、それは逆に深化の邪魔をすることになります。

「手放しなさい!」と言葉少なく、動作で教えてくださった師は、必死に「 教えてくれ!、教えてくれ! 」とせがむ

弟子たちに対する警鐘を鳴らしていたのだと思っています。


「行」を進めていく段階では、それらさえも手放さないことには前に進めなくなります。

多くの人はこの辺であきらめることになります。

「生きているうちに悟りたいものだ」とか「現世利益」のことだけを思い続けることが、

いかにも自我を満足させるだけの「行」に化けていることを悟ったとき、

次のステップに入ることができるのでしょう。



  


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2021年12月23日

「引き寄せの法則」


12月20日の鳥海山


「望むと望まざるとにかかわらず、自分が考えることのエッセンスが自分の身に起きる」



●「引き寄せの法則」を理解して、自分が考えていることと人生経験に現れることとの絶対的な相関関係を認識すれば、思考を刺激することに対していっそう敏感になるだろう。


●思考を監視するよりも自分の感情に関心を向けたほうがよろしい。


●感情というナビゲーションシステムは非常に役に立つ。

なぜならあなたが気づいていようが、「引き寄せの法則」はいつも働いているから。

そしてあなたが望まない何かに思考を向け、その思考に焦点を定めていると「法則」によってどんどん似たようなものが引き寄せられてきて、

最終的にはそれと一致する出来事や状況を経験することになる。


●「感情というナビゲーションシステム」に気づいて自分がどう感じているかを敏感に感じ取っていると、早期の微妙な段階で自分は望まない

ものに関心を向けているいると気づき、自分が望むものを引き寄せるように思考の方向を転換できる。

自分の感情に敏感でないと自分が望まない方向で考えていることを認識できず、

望まない方向の大きくて強力な対象を引き寄せてしまう。

引き寄せたあとからでは対処はとても難しい。


「 引き寄せの法則 」 エスター・ヒックス+ジェリーヒックス  ソフトバンククリエイティブ より




  


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2021年12月19日

「父・藤沢周平との暮し」より






「お父さん、なんでコマーシャルに出ないの。テレビに出れば顔覚えてもらえるのに」

すると、父は不服そうな顔の私にこう言ったのです。

「展子、よく聞きなさい。仕事というものはどんな仕事でも本業をまっとうすることは大変なことなんだよ

本業以外の仕事で収入を得ようとすれば、必ず本業がおろそかになる。

お父さんは、そういうのはあまり好きじゃないな。作家はものを書くのが仕事なんだから」

自慢するな、見栄を張るな、が口癖で。

生き方も決して器用でなかった父のことです、本業に専念するというのは、いかにも父らしいと

納得したものでした。




庄内の人と風土については、雪が大変影響している。

雪は人を我慢強くする。

雪を我慢しなければ春は来ない。

そういうことで、地道にものを見つめる堅実的な考え方が育つのではないだろうか、

雪はそういうことを教えてくれる。


「父・藤沢周平との暮し」  遠藤展子  新潮社 より


鶴岡市にある藤沢周平記念館に行くと

市長からの名誉市民の要請を辞退した時の手紙が展示されています。

まるで藤沢周平の小説の中の主人公のような、古き良き「庄内人」だなぁ! 




  


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2021年12月18日

「力も勇気も信念も潜在意識からくる」


寒波


師の教え
 「力も勇気も信念も潜在意識からくる」



この言葉はもう理屈では、説明できない領域です。

一つ一つの言葉を理解しようとすると言葉での説明がつかなくなり、

考えれば考えるほど、いわゆる「理智的煩悶」状態に入ってしまいます。


自らの経験の中のひとつで、これはそうだろうと思えることがありました。

昔、海で溺れている人を助けなければいけないという場面に遭遇したことがあります。

ずいぶん昔の事なので断片的な場面の記憶しか残っていないのですが、

海に飛び込む直前のことは、今でも鮮明に記憶しています。

潮に流されかけている人を浜辺から見ていた時のこと、

さあ、これから海に飛び込もうかどうか躊躇していたその時のことです。

理性心が、自らの命にかかわるかもしれないという不安材料を心に持ち出してきました。

その時、「大丈夫だ!行け!!」声か何かわからないが・・・聞こえたような・・・・

そのようなとても強い思いがこころの底からわき出て体全体を包んだのです。

「よし!いくぞ!助けるぞ!!」と納得して意気揚々と海に飛び込んだことを記憶しています。

時間にするとほんの一瞬のことですが、今思うとこれが「勇気」だと思うのです。

私の潜在意識はそのとき私を導いてくれたと、今になって思うのです。
  


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2021年12月17日

柔道家 木村政彦 天覧試合に勝つ より



史上最強の柔道家と言われた 木村政彦


・・・・・・私は不思議なものを見た。

私の右肩の上に、小さな内裏様のような影法師が、チョコンと座を占めているではないか。

はて何者だろう?

生死を賭けた試合の最中だというのに、私の気持ちは思わずそこへ吸い寄せられた。

むろん正体のわかろうはずはない。

しかし、それからの試合運びはすべてその薄黒い小さな影によって取り仕切られたのだ。

右にまわれ、今度は左だ。

よし、じっくり構えろ、まだ技をかけてはいかん、と次々に私に命令を下す。

私は心をもたないロボットのように、命じられたままに動いた。

迷ってなどいられない、ほかにどうしようもなかった。

「 今だ ! 」

影が大声で・・・・・・のように私には聞こえた・・・・・叫んだ。

私は渾身の力をこめて大外刈りに出た。

だが、広瀬も右足を素早く引き、グッと耐える。

すかさず私は大外刈りから大外落としに変化し、思い切り体を浴びせる。

広瀬たまらず、頭から畳に落ちる。

一本勝ちだ。


「わが柔道」 天覧試合に勝つ  木村政彦 著 より



「おかげ様」ということばは、日本語の奥深さを感じます。



  


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2021年12月12日

空の声を聴く


雲間からの月


君はどっちが大切かね―

地位や評判かね、

それとも自分自身の身体かね?

収入や財産を守るためには

自分の身体をこわしてもかまわないかね?

何かを取るのが得で

何かを失うのが損か、本当に

よく考えたことがあるかね?

名声やお金にこだわりすぎたら

もっとずっと大切なものを失う。

ものを無理して蓄めこんだら、

とても大きなものを亡くすんだよ。

老子 第四四章  加島訳 より

「わたしが人生について語るなら」  加島祥造  ポプラ社より





「師の教え」・・・・安定打坐についての教えの中から


心耳を澄まし空の声聞く・・・


ブザーの音を聞くときはブザー音を手掛かりにして身体の耳を澄ましている。

ブザー音がポンと途絶えた時、身体の耳が聞いている音がなくなった。

その時こそ、心の耳・心耳を澄まし空の声を聴くのだ!

単に聞くのではなく、澄ますのだ!

非常に透明感のある世界だぞ!


「心の耳」とはなんだ?、「空の声」とはなんだ?

それは、ご自分で安定打坐をやってもらうしかないのだ。

言葉じゃないんだ、文字ではないんだ!







  


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2021年12月11日

夕日


12月9日の夕日


12月10日の鳥海山


自分のことを「人生」からではなく、命の働きから見る。

すると、人をうらやんだり自慢したりする心は消えるだろう。

命は、喜びや驚きや感動をたっぷりと味わい、嬉しいと思える人生を送るために与えられたんだよ。



自分の中にある命を信じなさい。

このことを、私は言いたいんだ。

命はその人を生かそうとする。

もっと楽しく、もっと幸せに生きられるように働く。

決してその人を傷つけたり苦しめたりしようとはしないよ。



自分で自分の命を感じることは頭ではできない。

命は、体の中の直感や本能や感覚で感じるものだ。

私たちはいつも頭で考え、理屈で解決しようとする。

しかし、大切なときには、それをやめて体の本能や直感で感じることを大切にした方がいいんだ。


「わたしが人生について語るなら」  加島祥造  ポプラ社より


  


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2021年12月08日

師の教え「理入と行入」について


鳥海山の雪もずいぶん下まで降りてきました


師の教え「理入と行入」

How to say.

How to do.

他人から聞く、学ぶ、自分で見たり読んだり、真理の理、分かっただけ・・。

行ずる・・・感覚を通して身についてくること。


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知識は自我に都合の良い解釈をして、エゴを肥大化させます。

知識の中では本心良心や霊性の解釈さえも、自我を満足させる方向に働きます。

  


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2021年12月02日

師の教え 「無意識呼吸のレベルを上げる」


11月30日の月山


12月2日の鳥海山 台風のような1日が過ぎました


師の教え 「無意識呼吸のレベルを上げる」


強力な意識呼吸のレベルアップにより、無意識呼吸のレベルを上げる。


呼吸操錬とこころの関係(=心身相関の原理) 自律神経の強化



寝ている時だけではなく、日中活動している時の呼吸はほぼ無意識呼吸になっています。

呼吸は心の状態や身体の動きと連動して変化していきます。

自分の呼吸をよく観察すると、無意識呼吸のとき、いかに浅い呼吸になっているかに気づかされます。


先生は呼吸を鍛えることについて次の様におっしゃいました。

人間をつくってくれた宇宙の願いにかなうことだ

2018年の私のメモから


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宇宙はたとえ表面的にはどのように見えようと、

貪欲な人間、不正直な人間、不道徳な人間をけっして援助することがありません。

宇宙は、慎み深い人間、正直な人間、清らかな人間のみを支え援助するのです。

「原因と結果の法則」 ジェームス・アレン  サンマーク出版


暴走するエゴは、本心良心のふりをして、間違った言動をとらせることがあります。

原因と結果の法則というのは、個々人の心の問題に気づきを与えるための現象です。

辛い結果を負った人の気づきがすべてです。













  


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