今日の鳥海山

YouTuve動画より　　日本経営合理化協会公式サイトより


年に２度ほど主治医のもとに行き、健康診断の結果をもとに相談しています。

胃酸を抑える薬をいただきたいと話したところ、過去の内視鏡検査の写真をパソコンの画面に出し、

　「　やっぱりこの腫瘍は人相が悪いなぁ　」としみじみと言いますので、

　「　あやうく腹切られるところでしたよ　」と私も切り返しました。

腹切るどころか、激痛とともに、あっけない人生の幕切れだと、その時は思っていました。

そしてしばらく悩んだ末、どうせ死ぬときは死ぬのだと、覚悟を決めたのです。

  

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中村天風先生の「甦りの誦句」がご覧いただけます  

人生の扉　竹内まりや　　YouTube　より



人生の中に訪れるいろいろな出来事

十数年前の私は「こんなに苦しいことの連続ならば、死んだ方がまだましだ」という思いが、時々こころに湧いてきておりました。

安易に自らを卑下し自分を否定することの愚かさを、後に学びました。

やむにやまれず死を選ぶのではなく、しっかり生きるということ、いのちの大切さを、一般的に使われている「自己肯定」という言葉で表現したまでです。

その時は、俗にいうダメな人間であっても、単に否定したり揶揄するのではなく、すべての存在には価値があることと認めてあげ、肯定してあげなければ、簡単に命を失うことにつながります。

自己肯定という言葉ではなく、肉体生命である自分肯定とでも表現すればよいのでしょうが。

それは、きわめて重要な「積極」ということばが、非常に幅広い意味で使われていることに似せています。

※天風哲学で言うところの「自己」とは意味が全く異なります。


このあと２度、「死」を覚悟した出来事がありました。

一度は高速道路での大きな交通事故、そして病気、どちらも振り返れば、特段大きな問題もなく過ぎ去った不思議な出来事となりました。

「死」を意識した経験は、いかに活きるのか？、ということを真摯に学ぶ良い機会となります。


私がブログを書き続ける理由です。