2021年01月14日

弓と禅 岡村美穂子さんの講話より

弓と禅 岡村美穂子さんの講話より弓と禅 岡村美穂子さんの講話より

自家製麺のおいしさ、細麺の微妙な縮れぐあいがすすったときに唇に伝わってきます。 味は間違いないベーシックな酒田のラーメンです。



◆日本の禅文化を海外に広く知らしめた鈴木大拙博士の秘書を務めていた岡村美穂子さんの講話より

鈴木大拙先生がニューヨークにお住いの頃、「弓と禅」オイゲン・へリゲル著・の本の序文を書いていたとのことから、
ドイツ人でアメリカに亡命してきた社会心理学者・エーリヒ・フロムが面会に来たそうです。
その時の会話から

「なぜ、武器である弓が宗教である禅と結びつくのか?」感情的になって、フロムがこのように質問してきたといいます。

大拙は、感情的になっているフロムに 「そういうふうに言うあなたは、どなたですか?」 とこたえたそうです。

(もちろんフロムのことを大拙は面識があって知っている上でのことです。)


怒ったフロムは帰ったが、2週間後連絡があり、

「私は2週間この問を寝ずに考えた、先生に合わせてほしい」と、おだやかな口調で岡村さんに面会を求めてきたそうです。




■弓と禅 オイゲン・へリゲル述 より (戦前の東北大学にドイツより赴任)

阿波はいつでも、呼吸を整えること 丹田に力を入れることをやかましく言った。(阿波師範:仙台の弓道の師範)

ある日などは円の上に立って弓を引いている人形を描き人形の臍下と円の中心とを結びつけ、

この人形すなわちヘリゲル君は丹田に力を入れて無我の境地に入り、宇宙と一体となるべきものであると説明した。

しかしヘリゲルは呼吸は肺でするもの丹田(へそ下)にもって行けといわれても生理的に無理ではないかと反論する。

ヘリゲルはなにより、的を狙わずに当てるということが、理解も習得もできないと阿波のもとへ申し出る。

阿波は承服しようとしないからだといい、夜あらためて家に来るように言い、ヘリゲルに奇跡を見せる。

夜、阿波の家にある道場にヘリゲルを呼び、阿波は細い1本の蚊取り線香に火をつけ的の前の砂に立てた、暗い中目印にするためのものだ。
しかし的は見えない。


阿波は2本の矢を執った。

1本目の矢が射られた。発止という音で、命中したことがわかった。

2本目の矢も音を立てて打ち込まれた。


・・・・ヘリゲルは的を確認しに行き その的を見て仰天する。・・・・・


1本目の矢は見事に的の真ん中に立ち、2本目の矢は1本目の矢の筈にあたって、それを二つに割いていた。
阿波はヘリゲルに言った。

「それでもまだあなたは狙わずにはあてられぬと言い張れるか」












Who are you,who says such a thing.











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