2025年03月09日

アストラル・センス 3月9日の鳥海山



3月9日の鳥海山


人間がある種の心的状態に入ると、肉体を超越した能力を発揮します。

その境地もグラデーションの様な淡い感覚から究極の境地まで幅広いものだと思うのです。

どの領域にコネクトするか、経験や行によってその深まりが違ってくるのでしょう。

よく耳にするスポーツでいう「ゾーンに入る」というのもその領域の一つでしょう。

心理学でいう「変性意識状態」、また、天風哲学でいう「絶対積極(セキギョク)」というのは、

肉体、五官を超越した境地であり、そこには禅の「前後裁断」から入っていくのだと思うのです。

その領域は「絶対の境地」だけで、「相対」だとかという区別はないのです。

そこに、多くの勘違いがみられるのです。

「相対積極」というのは、相対的に人を見て言動を行うため、他人を傷つけたり、争いを起因している場合が多いのです。

ましてや、他人様に教えを伝えるのであれば、なおさらです、尊卑貴賎ばかりに目が行きますが、霊的視点からは人の上下はなく、

霊的成長度合いしかないのです。

「霊感・霊性」などというと眉つばもののように見て、霊性の進化した人を卑下したり、揶揄したりする人が多くいます。

それは、その人の霊的未熟さを露呈していることにほかなりません。

私が感じる霊感とは、五感で感じるようなものとは全く別で、意図せず行った言動の中に、振り返ると

「あぁ~、こういうことだったのか」と後々思えるようなことではないかと思えるのです。

何か微細な電波でも受信して、意図せず行動させられるような。







You Tube より



中村天風先生の著書 「研心抄」 から


由来人間には目に見える肉体をもつと同時に、今一方目に見えぬ霊体というものがある。

然しこれは時に五官感覚以外のものを認証しない人々には、恐らく是認されない問題であろうと思惟する。




物質的の肉体(material body)に五官感官(physical sence)のあるのと同様に、非物質的霊体=astral bodyがある、

これが即ち俗にいう六官或いは七官と称する作用をなすものなのである。



※情念の波を感知受容するテレパシー作用は高級感官の作用とは言えないとあります。
  動物が危険を察知すると、いち早く逃げることなどを例に挙げています。


吾人は、五官本来の使命を正しく認識し、更に人間には五官感覚機能以上の特殊の機能が生命に賦与されており、

それが、自我の精神=心に通じているという重大な事実を、正しく自覚しなければならないのである。



 「 研心抄 」  より   中村天風 著


  


Posted by asone at 09:56Comments(0)

2025年02月08日

2月8日の鳥海山


2月8日 つかの間の青空と鳥海山  人類のエゴが創り出した気候変動は、異常気象という反作用で具現化しています。




「月山ゼミ」で学んだことから抜粋


最近ゼミで学んだ資料を読み返しています。
私のノート、提出レポートからふりかえりを行っています。


「感応性能の積極化」  ノートから

積極化に向けての具体的方法としての感応性能の積極化

実在意識の「感受性」と潜在意識による「反応性」を考察しながら、心を内省検討し続けることにより、「気づき」が起き始める。

安定打座で知りえた心の実態、「こころの置き所」を手掛かりとして、実在意識が活発に働いているときへの応用を模索し始める。

身体を使ってこころに働きかけることによる効果がわかりはじめるようになると、リアリストとしての自覚が高まり

こころの変化に、より注意深くなる。

→  「 精神統御の各種の方法の行修 」



2016年当時提出したレポートより 赤字は先生からのコメント


安定打座の体験 その2


NHK鶴岡の講座「中村天風の呼吸法」を受講していたころ、実に不思議で神秘的な体験をしたことがあります。

それは、安定打座の最中に強烈に明るい白い光に包まれるという体験でした。

実は、とてもとまどい狼狽したことを覚えています。

このことを過去に一度だけ人前で話したことがあります。

多くの人が同様の体験をしているものだと思い、勇気を出して話したのです。

しかし、周りの人たちから怪訝そうな顔をされたので、その後一度も話す気になりませんでした。

どうやら「まゆつばもの」的に見られてしまい、これは独自の路線で「真理探究」の道を進むしかないと思ったものです。

その後、何度か似た体験をしたことがありますが、最近はできるだけ現実を生きることに軸足を置いていますので、

全くそのようなことは無くなりました。














  


Posted by asone at 12:31Comments(0)

2025年02月02日

2月2日の鳥海山


2月2日の鳥海山


【「自分の存在」についての気づきが、時間的・空間的に広がっていく】


安定打座を続け、徹底的に心を澄ますうちに、

時間とともに、まずはじめにまぎれもない「自分の存在」への気づきがあらわれる。

そして、その自分を中心にして周囲に広がっていく意識がある。

この意識の広がりは、同時に拡大する空間感覚でもある。

原初的な運動感覚と言ってもよい。

この運動感覚が明確になると、その運動を可能にする自由な空間が、

はじめからそこにあったのだという気づきに結びついていく。

つまり「新しい世界」の発見である。

かつて誰かに教えられたというような覚えが全くない世界、

だから、自分が、今初めて自覚した世界である。

その意味では相対するもののない世界、絶対的な世界と言ってもよい。



「 志るべ 」 連載 天風哲学を読む② 御橋先生 より



御橋先生はお元気でしょうか?


10年以上前、先生にご指導いただいていた時に

まるで小学生のように、次のように質問したことを覚えています。



「先生、宇宙とは何ですか?」

先生は一呼吸おいて、「存在するすべてだ」と、お答くださいました。



天風哲学の用語には「宇宙霊」という重要なワードが出てきます。

用語の難解さに戸惑う日々でしたが、次第に

一つ一つ言葉を超えた理解を得ることができるようになりました。



「安定打座」の体験


ある時の安定打座では、その深まりにあわせて不思議な体験をしたことがあります。

先生が誘導してくださるお声、ブザー音ははるか彼方から小さく聞こえてくる様な感覚に包まれ、

広大な空間の中で、非常に高いところに浮いている自分がありました。

その空間はまるで大自然の中を俯瞰しているような空間感覚です。

山の頂上にでもいる様な、彼方に地平線が見えるような空間感覚です。

瞑想の経験と深まりは、新たな自分のなかの存在に気づく契機となります。



絶対の中の相対、相対の中にある絶対

無限の中の有限、有限の中にある無限

宇宙とは存在するすべて


そんな難解な言葉の意味が少しづつ、

「なるほど!」と思えるようになるのです。

  


Posted by asone at 10:39Comments(0)

2025年01月15日

ヘミシンク体験 覚醒への旅路


Youtube より

ご案内は私の経験・体験によるものです。

瞑想についての習熟度により受け止め方は変わってくると思います。
自分自身で瞑想を繰り返しているとマンネリ化してきます。
年数を経ることにより集中力を増す場合もあれば、その逆もあります。


本やCD・セミナーなどを参考にして、興味本位ではなく、あくまで自己責任で実施してくださるようお願いします。
英語版ですとYoutubeにもUPされています。

世の中は進化と向上の流れにあります。
精神性を深める方法も時代にあったものに変わりつつあると思います。

私は瞑想中にガイドと出会ったこともあります。
(頭がおかしくなったか?と思わないでください。それぐらい、心とは不思議な入り口なのです。)


「ヘミシンクについて」


アメリカ人、ロバート・A・モンローの開発したヘミシンクという音は

普通の瞑想ではなかなか行きつきにくい高いレベルの瞑想意識へとはいれるようになります。(私の経験)

ヘミシンク音は様々なCDが販売されています。通販サイトなどでも購入できます。

少しお値段は高いのですが、ゲートウェーというセットは私の瞑想体験を大きく変えてくれました。

ヘミシンク音によりフォーカスという意識レベルに導くことが可能です。


ヘミシンクとフォーカス

フォーカス10:肉体は眠り、意識は覚醒した状態

フォーカス12:五感を超えた状態

フォーカス15:無時間の状態

フォーカス21:この世とあの世の堺(物質世界から非物質世界へ)

       ・・・

フォーカス27:再生の場

さらに・・・・・・高次の意識レベルへ・・・・・



英語版 Youtube より
  


Posted by asone at 17:10Comments(0)

2025年01月12日

1月12日の鳥海山 呼吸法





最近の私は、この呼吸法を主に行っております。
自然で自分にはしっくりきています。
一日に何度でも行え、習慣化する事により体調にも変化が見られます。(私感)

「いざ、鎌倉」というときは、天風会で学んだ「プラーナーヤマ呼吸法」を行っていますが、
60才を超え、血圧も高めの私には力むことのない「氣の呼吸法」のほうが体に優しいようです。




「氣の呼吸法」 藤平光一 幻冬舎文庫 より

内容を詳細に書くことはできませんので要約した形になります。
詳しくは書籍をご覧ください。


実践氣の呼吸法


「出づる息は天地よろず世に及び、入る息は腹内の寸分のうちにおさまる」


①心身統一した姿勢を確認する

肩を上下して、一番楽に肩を上下しやすい位置を探しましょう。

②静かに吐く

口を「あ」の形に開き息を正面に向かって真っすぐ吐く。

通常の呼吸をするように、静かに吐くことを心掛ける。

③吐くにまかせる

意識して息を止めると毛細血管が圧迫され、血流が阻害されてします。

吐ききったら「1,2、3」と数えるくらいの間が自然とあきます。

④吸うに任せる

鼻先で花の香りをかぐように、静かに鼻から息を吸い始めます。

このときも、何秒吸おうとか、うまく吸おうなどとする必要はありません。

⑤出づるに任せ、入るに任す。

⑥まずは1日15分から始めてみる。


体内の気を悉く吐き清めます。吸うときは、天地自然の気を悉く体内に入れ臍下の一点に納めます。



  


Posted by asone at 17:43Comments(0)

2025年01月11日

1月11日の鳥海山 世界中混乱


1月11日の鳥海山 美しい雪景色になりました


【世界中・混乱の深まり】


●2024年12月 カナダのトルドー首相、辞任の意向表明 「党内抗争」が理由

●2024年12月 フランス マクロン仏大統領、辞任に応じず 内閣総辞職

●2024年12月 ドイツ ショルツ首相 信任投票で「不信任」 議会解散へ 連立政権崩壊

●2024年12月 韓国 大統領が非常戒厳を宣布  

●2025年1月トランプ大統領就任

●2024年から始まった少数与党の日本

※世界各地でやむことのない戦争や紛争、

中国の不動産バブル崩壊から始まる経済的混乱


 為政者が自国だけの利益というエゴへ突き進む2025年。

 気候変動による自然災害に加え、政治、経済的混乱が続く、

 更なる戦争がおきる前夜でなければよいのだが。


Youtubeより


Youtubeより




 

 


















  


Posted by asone at 09:18Comments(0)

2025年01月06日

☆☆☆☆  迎  春  ☆☆☆☆  1月6日の鳥海山













今年もよろしくお願い申し上げます



破壊に向けて突き進む地球人類において、多くの人が真理に目覚め、


すべての人が穏やかに生きていける社会に再創造されますように!









  


Posted by asone at 18:43Comments(0)

2024年12月15日

良心の囁きに耳をすまそう



深川不動堂   中を拝見して驚きました。 



Youtubeより



私たちの心の中に、

善いことをすすめ、

悪いことを制止してくれる

“王様”が住んでいる。



悩んだ時、迷ったとき、困ったとき。

そんな時は,自分の良心の囁きに耳をすまそう。



「置かれた場所で咲きなさい」  渡辺和子  ノートルダム清心学園理事長  幻冬舎 より



天風哲学に「 不 弧 」 という言葉が出てきます。

渡辺先生の「良心の囁きに耳をすまそう」ということは過去ログから察してください。

あぁ~ありがたい!!という現象が身近に次々と起きてきます。

それを、単なる偶然と思わないことです。


※ブログ筆者はクリスチャンではありません。  


Posted by asone at 17:35Comments(0)

2024年12月09日

「ぼくは閃きを味方に生きてきた」 より









Youtube より


園遊会のニュースで横尾忠則さんが雅子様と猫の話をされているシーンを拝見し、

20数年まえに読んだ横尾忠則さんの本「ぼくは閃きを味方に生きてきた」を思い出し本棚に向かい

古くなったその本を取り出し読み直してみました。



「直感について」

例えば今、直感がバーンと来た。

誰かに電話をしなくちゃいけない。

でも、ミーティングの最中だ、席を立つことができない。

そんなときでも、すぐ行動をとったほうがいい。

直感は時には啓示であるばあいだってある。

そういう癖をつけておかないとだめ。

いざっていうときに困ることになる。

僕の場合は創作だね。

絵を描こうというときに、「はい、今から直感で制作します」と言ったってだめなの。

日常生活の中で常に直感と衝動に従って生活していないと、

絵を描くときだけ直感に従うってことができない。

だから芸術の場合、日常と創作、あるいは人生と芸術は一つだっていうのは、

そういうことなんだ。



「ぼくは閃きを味方に生きてきた」  横尾忠則  光文社 より




前回に引き続き、「直感」や「閃き」について書きました。

横尾忠則さんはインタビューの中で単なる直感というよりここでいう感覚を「体感」だとおっしゃっています。

「直感」や「閃き」の中には理解を超えた不思議な要素が含まれるということに

気づき、実践することがいかにも、思慮深く生きることにつながるということでしょうか。





  


Posted by asone at 19:09Comments(0)

2024年11月29日

「直感」を磨く


遊佐町 丸池様





時代を大きく変えていく鍵は「直感」ではないでしょうか。

私たちは過去の経験や記録、実験、計算の結果をものごとの判断基準としてきました。

そんな態度を科学的として崇めてきたのです。

その反面、ひらめきや直感といったものはとことん軽視してきました。

それが実験や計算で裏付けられれば、それなりに評価されるのですが、

例えば宇宙的なレベルの話になれば、実験や観測などは不可能です。

そういったものは、わからないというならまだしも、ありえないと100パーセント

無視を決め込んでしまったのが、これまでの地球人類のほとんどの態度でした。


高次元科学2   関英雄 中央アート出版 より

※関英雄博士は、山形県出身 東京工業大学 ハワイ大学 電気通信大学 教授を歴任










「私流の直観力の磨き方」

冥想の導入時に、「正しい直感」を磨くという目的を潜在意識に伝えます。

ただ、何かを直感的に正しいことと受けとめた経験を思い出します。

その時の感覚をまるで今経験しているかのように思い出します。

そして、その経験から離れて冥想に集中します。

冥想の終了後にも、「正しい直感を磨くことができるようになった」と完了形で潜在意識に感謝の意を伝えます。


繰り返し行うことにより、次第に「直感」は研ぎ澄まされてきます。

だんだんとあいまいな感覚から、疑う余地のない確信へと変わってきます。

現実に応用できるようになったら、直感の正確性に触れた場面場面で、

潜在意識に感謝の気持ちを伝えます。

潜在意識は常にサポートしようとしています。

そのことに気づいてくれたことに魂は悦んでくれます。

エゴに満ちた欲望を満たすために、直感を使おうとすると間違いが起きてくるようです。








  


Posted by asone at 18:46Comments(0)