2021年07月23日
オリンピック
朝日
過去ログからの再掲載
物質至上主義から脱皮する時
人間が物質的な繁栄ばかりを追いかけてきたことが、今の時代の歪をつくってきました。
教育などは、その歪を顕著に象徴している存在です。
例えば、受験戦争。
子供たちは、受験という競争に打ち勝ち、いい学校へ入り、いい会社に就職する。
そして、会社の中では少しでも出世し、人から羨まれるような生活をする。
そんな教育が当たり前のようにまかり通っているのです。
そこには、人間性の形成など入り込む隙間もない。
ただ、成績さえ良ければいいという論理が大手を振ってのさばっている。
私たちは、競争は必要な物だと教えられてきました。
そして、努力によって競争に勝つことが進歩だと信じてきたのです。
こんな話をご存じでしょうか。
オリンピックの行われた年は、自然災害が多いという事実があるのです。
オリンピックが、災害をもたらしている。
そんなことを信じられないかもしれませんが、競争というのはそこまで
私たちの生活に大きな影響を与えるのです。
高次元科学 関英雄 中央アート出版社
関英雄博士:山形県生まれ ハワイ大学、電気通信大学の教授を歴任
あまりにも自分本位で生きてきた人類のつけが私たちの身に降りかかっています。
自分の体で、苦しみで返さなければいけないのです。
病気になった人は、「自分は何も悪いことをしていないのに、こんな目に合わなければいけないのか」
と、恨めしそうに言います。しかし、本当に悪いことをしていないのかといえば、決してそうじゃないわけです。
自分たちの生活スタイルは、法律的には何も問題がなくても、母なる地球に対してはどんな仕打ちをしているのかを考えると、
決して「何もしていない」と胸を張れるものではありません。
世界各地で起きている気候変動による災害、新型コロナウィルスという名の、人間の愚策をあざけ笑うかのように
変化し続けるウィルス、私たちはなにを学ばなければいけないのでしょうか。
人間の思念というのは、その数が集まれば集まるほど大きなエネルギーとなり、現象化していくと思えるのです。
この猛暑が単なる暑さで終わることを祈りましょう。
Posted by asone at 20:14│Comments(0)