2023年05月02日

病いが また一つの世界を ひらいてくれた

病いが また一つの世界を ひらいてくれた
かもめの食事


病いが また一つの世界を ひらいてくれた 桃 咲く
詩人 坂村真民




松原泰道 ・ 天外伺朗 の対談   「未来を開くあの世の科学」 祥伝社 より

「現世利益から正しい信念へ」 

松原 : 坂村真民さんの詩に「病が私の目を開いてくれました」とあります。
こころの目が開けるのが本当のご利益になるわけです。
しかし、そこまでいっぺんにいけないから現世的なものにとらわれるのですが、
現世利益だけを最高だと思ったらいけない。

天伺 : お経のなかで、そういう超能力がいけないんだということを説いているお経はありますか?

松原 : 法華経でしょうね。それから日本人にわかりやくす説いてあるのは親鸞の「正像末浄土和讃」です。
いろんな占いをしたり、黄道吉日を選ぶということを手厳しく戒めています。
しかもお寺さんもしているということがらを厳しく言っています。
・・・・略・・・・


天伺 : 正法眼蔵にはいろいろな超能力のことが書いてありますね。
どうも瞑想を深めますと意識の拡大が起きて、あちこちで起きていることが見なくてもわかったりするんですけれど、
そういう一種の超感覚ですね。

松原 :六神通などという神通力としてほうぼうに出てきます。
法華経なんかとくに出てきますが、神通力は仏教の教義でいえば「悟り」を得て生ずる機能とみています。
「悟り」を得たときに出てくる機能力が神通力だというのです。
だから、スプーンを曲げたりするような意味ではないわけです。

「悟り」を開けば自然に得られる、執着のない自由な働きです。


・・・・・略・・・・・・・

そういうエリート的能力が「悟り」ではないというわけです。
もういっぺんみんなの苦しんでいるところへ飛び込まねばいけないのです。





テレパシーの発露、
それはゴールではなく、途中経過の「道」半ばであることがお分かりのことでしょう。

そこに、とどまったり、とらわれてはいけないと思うのです。

ただただ、目の前の現実をひたすら歩み続けるだけのことです。

私も近年2つの病気を克服して目が開きました。



Posted by asone at 09:24│Comments(0)
 
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