2020年05月28日
安岡正篤ノート 東洋哲学
5月28日の鳥海山
西洋が概念的思惟に偏して論理を重んずるのに対して、
東洋では、実在を端的に把握し、人為を去って自然の生命を感得しようとして
著しく直感が発達している。
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われわれの生きた悟り、心に閃く本当の智慧、あるいは力強い実践力、
行動力というようなものは、決してだらだらと概念や論理で説明された
長ったらしい文章などによって得られるものではない。
体験と精神のこめられておる極めて要約された片言隻句によって悟るのであり、
又それを把握することによって行動するのであります。
安岡正篤ノート 北尾義孝 致知出版 より
「存在」と「実在」という同じような言葉の意味の違いを理解できたとき虚空の門は開き始める。
Posted by asone at 20:44│Comments(0)