2024年07月05日

魂でもいい、そばにいて

「魂でもいいから、そばにいて」 3.11後の霊的体験を聞く  

奥野修司 新潮文庫 より


一部抜粋


実際、僕が聞いた話にこんなものがある。

例えばタクシーの運転手だ。

「古川駅(宮城県)から陸前高田(岩手県)の病院までお客を乗せたんだが、

着いたところには建物の土台しか残っていなかった。

お客さん!と振り返ったら誰もいなかったんだよ」



魂でもいい、そばにいて







仙台のある内装業者は、一緒に食事をしたときにふっとこんな話を漏らした。

「震災の年の夏だったが、仮設住宅で夜遅くまで工事をしていたら、

いきなり窓から知らない人がいっぱい覗いていた。

そのとき頭の中に若い女性の声で『わたし、死んだのかしら』なんて聞こえた。

驚いてあらためて窓を見たが、年寄りの幽霊ばっかりだった。



ある婦人のこんな話もある。

「ある日ピンポンと鳴ったのでドアを開けると、ずぶ濡れの女の人が立っていました。

おかしいなと思ったのですが、着替えを貸してくださいというので、着替えを渡してドアを閉めたら、

また、ピンポンとなった。玄関を開けると、今度は大勢の人が口々に 着替えを! と叫んでいた」







この本に記載している多くの内容は,単に恐怖心を煽るのではなく

タイトル「魂でもいいから、そばにいて」どおりのこころに響いてくるものです。

携帯電話にでた義理の兄の霊、・・・・・ 

死亡届を書いている時に、その兄からメールを受け取った・・・・

死んでも尚心が通う体験談が多く出てきます。



人間とはなんて不思議な生命でしょう!











Posted by asone at 21:12│Comments(0)
 
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