2024年09月09日
注意力
9月9日の鳥海山 気候変動により残雪が完全に消えてしまいました近年では記憶にありません
9月8日御橋先生の講演会、ありがとうございました。
お元気なお姿を拝見しほっとしました。
多く言うまでもなく意志というものは真我の属性なのであるから、
その本来に於いて絶対の強みを固有して居る。
従って吾人の訓練を要するものは意志に非ずして心なのである。
そうしてこの目的を現実に達成するには、叙上のように有意注意力を
習慣化する事に依って、心そのものの対外力を強固にすることが最も合理的なのである。
現に事実は最後の立証者で、有意注意力が完全に習慣化されると、
その結果は実に脅威に値する偉大なものがあるのである。
即ち強烈な注意が結集されて観念の統洵に合が現実化されると、
それは恰も、太陽の光線をレンズに反射せしめるとその焦点の熱はよく
物体を焼灼するのと同様で、洵(まこと)に想像以上の熾烈なものとなる。
別書『真人生の探求』中に記述した活力の移送法の如き、
更に他人の心的状態を感知するテレパシーの如きは、統合された観念の力の働きとして
当然の帰結現象である。
「研心抄」 中村天風 公益財団法人天風会 より
「注意の結合→観念の統合→精神の統一」
HOW TO DO というと日常的な行を思い浮かべますが、
私の私見になるかもしれませんが、心に対する働きかけの「HOW TO」
こそ日常生活でやるべきことではないでしょうか。
有意注意力の習慣化
それが、次のステップだと思います。
心の積極化への施しがわかってくると、不思議な
体験も、増えてきます。
私は病に侵されたとき、先生に「お力」もいただきましたが、
不安を打ち消すための瞑想法と自己調和法と自己調和法と同時に深呼吸行を行う
「活力の移送法」が解決のヒントになりました。
用語をおぼえるのではありません、心と身体に対する施しを模索し会得するのです。
病気が本をもう一度読ませ、解決策のページまで導いてくれました。
内的誘導力が働いたのです。
あとは、信念化されたいのちの力にゆだね、
宇宙の采配を待つだけです。
Posted by asone at 19:31│Comments(0)