2024年07月17日

7月16日の鳥海山

7月16日の鳥海山



あまりにも長く心の動きに翻弄されて生きてきました。

それは、心の動きが自分自身だと思い込んでいたからです。

脳と心の関係はいまだに未知の部分が多いようですが、

唯物論的な見方では、心の働きを脳の働きと思い込んでいるところもありました。

中村天風先生の哲学では、意識というのは「心の働き」であるといいます。

意識には実在意識と潜在意識があり、トリガーとなる情報や刺激により心に動きが出てきます。

「内省検討」を繰り返し、習慣化することにより、どんなことでこころが動き出すのか?

こころの癖を知り、ある特定の刺激に対して、

こころが反応し感情が沸き上がってくることを知ることがあります。

「ああ、・・・・こんなことでこころが翻弄している・・・・・・・。」そんな思いを抱きながらも。

ただただ、観察しつづけます。

まるで、警備保障会社の防犯センサーのように客観的に。

ここで肝心なのは、ある刺激により例えば、怒りなどの感情がわいてきた「私の心」といった、

ある種冷めた客観的な見方で、出てきた感情にフォーカスしないで流すように見すごすようにできるかどうか?

長いこと習慣になっている心の癖を変えていくわけですので、決して楽なことではありませんが・・・。

多くの場合、その感情のもとになる原因にフォーカスしすぎて、心を使いすぎてしまいます。

時には、身体まで影響を及ぼすことさえあります。


7月16日の鳥海山



今更ながら、こころを客観的にみて、さらに沸き上がる感情に対して

フォーカスし続けない方法を会得することが、大事なことであるか。
















Posted by asone at 19:21│Comments(0)
 
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